おはようございます、東大化成の島田です。
本日は土曜日なので、ゆるっとした内容をお届けします!
皆さん「曲面絵画」ってご存じですか?
作者のブライアン・ウィリアムズさん曰く、「オリジナルな湾曲パネル状に描く作品」の事だそうです。
言われても「何のこっちゃ?」と思われる方が多いと思うので、パンフレットをご覧ください!
こちら↓
私の撮った写真が曲がっているのではありません(笑)
私もインターネットで見たときは、
パネルが曲がってるの?
曲がってるように描いてるの?
いったいどうなっているんだと疑問に思いました。
早速、東大阪市民美術センターに行ってきましたよ!
入館料 大人¥500(安い!)
残念ながら館内は撮影禁止なので、拙いながら絵画の解説をさせて頂きます。
作者のブライアン・ウィリアムズさんはペルー生まれのアメリカン人で、琵琶湖を愛し、自然保護活動を続け、近代化の中で失われつつある日本の風景を油彩・水彩・版画で描いてきたそうです。
最初は平面のキャンパスに風景を描いていますが、それだけでも臨場感のある風景を描かれています。近年になると表面がなだらかに湾曲しているパネルの上に描くという独自の表現を追求。
その結果がこちら↓
清水寺の位置が手前に出ているように見えるのが分かりますかね?
こちらの写真は唯一の撮影OKの場所でした。
かなり巨大な絵画で大人が横に10人くらい並べそうな大きさでしたよ!
ブライアンさんは遠近感や臨場感、躍動感が増す「曲面絵画」の魅力を楽しんでほしいとおっしゃってますが、
私の率直な感想は確かに平面に比べると遠近感や臨場感、躍動感が増している!
スゴイ!!と思いました。
ただ曲面絵画を鑑賞すると酩酊状態になります。車に酔ったようにクラクラします。
鑑賞に来ていた方々も「クラクラするわ~」とおっしゃってました!
ブライアンさんのスゴイ所はこの湾曲のパネルも自作している所ですね!
館内のビデオに制作風景が映されてましたが、
べニア板?を曲げつつ大きなクリップで固定してその板を何枚も重ねて、端を電動やすりで整えキャンパスを被せて絵を描く。そんな作業を何枚も制作している。好きじゃないとできない作業だな~と思います。
市内の美術館はあまり広くはないのですが、十分楽しめました。
この美術館での展示は今週末までなのですが、
6月26日からはあべのハルカス近鉄本店の美術画廊でブライアン・ウィリアムズ展が開催されるそうですよ!
東大阪市民美術センターよりも多くの絵が飾られそうなので、また行ってみたいな~と思いました。
お近くに寄られる方はぜひどうぞ。
6月26日(水)~7月2日(火)午前10時~午後8時
ブライアン・ウィリアムズ展 ~曲面と平面に景観の美を追って~
あべのハルカス近鉄本店 タワー館11階 美術画廊
最後までお読み頂き、ありがとうございました。