おはようございます、東大化成の島田です。
7月9日に参加した「ものづくりSDGsフォーラム」ではエコに関しての情報を収集してきました。
詳しくはこちらをどうぞ↓
ところが講演を聞いている時に耳慣れないワードがちらほらと。
今まで自分が知っていたエコに関する言葉や最新技術など時代によって移り変わるのは当たり前なのですが、ここまで進化しているのかとビックリしました!
これを機に気になるエコワードや知ってて置いた方が良い言葉をピックアップしましたので、今後ニュースなど見る時に意識して聞いてみてくださいね。
〇ダボス会議
スイスのリゾート地ダボスで毎年1〜2月に開かれる国際シンポジウム(本部ジュネーブ)で,1987年以後は正称〈世界経済フォーラム〉。世界を代表する政治家や実業家が一堂に会して討議するため、注目を集める。
2016年プラスチックのリサイクルを促進し、海など自然界への流出を防ぐ対策の強化が急務、と指摘
2018年警告・主導『サステナブル・パッケージ』はリテール/消費財メーカーの責務
〇サステナブル・パッケージ
持続可能な容器のこと。現在EUではサーキュラー・エコノミー(循環経済)の考えも元に排出されるパッケージの70%をリサイクル、リユースに転換するか、ゴミにならない仕組みを作ることを成長戦略の核に据える。
〇パリ協定
京都議定書に代わる新しい地球温暖化対策の国際ルール。2015年12月に採択、16年11月に発効。地球温暖化対策に先進国,発展途上国を問わず,すべての国が参加し,世界の平均気温の上昇を産業革命前の 2℃未満(努力目標 1.5℃)に抑え,21世紀後半には温室効果ガスの排出を実質ゼロにすることを目標とする。
2017年6月、米国のドナルド・トランプ大統領が脱退を表明。
〇大阪ブルー・オーシャン・ビジョン
2019年6月28,29日のG20大阪サミットにて、海洋プラスチックごみによる新たな汚染を2050年までにゼロにすることを目標にサミット参加国と共有。
日本政府は
(1)廃棄物管理(Management of Wastes)
(2)海洋ごみの回収(Recovery)
(3)イノベーション(Innovation)
(4)能力強化(Empowerment)
に焦点を当てた、世界全体の実効的な海洋プラスチックごみ対策を後押しすべく、「マリーン(MARINE)・イニシアティブ」を立ち上げる。
〇3R
Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)の3つの英語の頭文字を表す。
Reduce(リデュース)は、使用済みになったものが、なるべくごみとして廃棄されることが少なくなるように、ものを製造・加工・販売すること。
Reuse(リユース)は、使用済みになっても、その中でもう一度使えるものはごみとして廃棄しないで再使用すること。
Recycle(リサイクル)は、再使用ができずにまたは再使用された後に廃棄されたものでも、再生資源として再生利用すること。
〇アップサイクル
従来から行なわれてきたリサイクル(再循環)とは異なり、廃棄物や使わなくなったモノを、形質は変えずに素材として利用したり、元のモノの特徴を生かしてより良いものにつくり変えることで付加価値を高めようとする考え方。近年、ファッションやデザイン、プロダクトなどの分野で注目。
必ずしも商品化することだけでなく、廃材を利用したアートワークや、そのきっかけをつくる社会的活動や取り組みは「Creative Reuse(クリエイティブリユース)」とも呼ばれ、アメリカやオーストラリア、フィンランドなど各地に拠点がつくられています。
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今回はここまでです。次回は「バイオプラスチック」などについて書いていきます。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。