おはようございます、東大化成の島田です。
クリアケースの魅力をお届けする試作事例のコーナー。
今回はこちら↓
展示会用皿の見本カバーを作りました!
この見本カバーは埃を避けるためお菓子のサンプルの上に被せることが多いのですが、今回は敢えてお皿の上に被せました(笑)
この見本カバーの特徴は四隅が接着されていないことです。
四隅が接着されていると本体の紙箱に装着しずらいので、あえて接着していません。
この見本カバーと似ているのが上下フタ式(フタ身式)です。
こちらは蓋と底がセットされており、四隅が接着されています。
この接着の有無が意外と重要で、接着がない見本カバーはPETとPVCから選ぶことができます。
反対に上下フタ式(フタ身式)は接着が必要なのでPVC(塩化ビニル)でしか製造できません。
これはPETには専用の接着剤がなく、PVC(塩化ビニル)の接着を使用してしまうと接着面が白濁してしまうからです。
※PETの接着剤については次回以降にお話しします。
また、通常見本カバーはコスト面から考えてPETの注文が多いです。
しかしながらお客様が環境配慮型パッケージをお探しであれば、省資源・リサイクル可能のPVC(塩化ビニル)を提案致します。
※PVC(塩化ビニル)の原料は約60%が塩で、残りの約40%が石油です。
PETもPVC(塩化ビニル)も透明性が高いため、プレゼント用の品物をキレイに見せることに向いています。
オーダーメイドで商品に合わせた見本カバーを製造しておりますので、お気軽にご相談ください。
今回製造したサイズ
見本カバー:縦235mm×横230mm×深さ35mm
材質:PET
最後までお読みいただき、ありがとうございました。