おはようございます、東大化成の島田です。
今週アマゾンの熱帯雨林がこれまでにないほどの規模で燃えているとの衝撃的なニュースが入りました!地球上の酸素の2割を賄うアマゾンが一部でも消失すると、地球温暖化は急激に加速するでしょう。今から樹木を植え替えても元に戻るには何十年と掛かります。
私達が今できることは何でしょうか?今回は企業の節電・省エネについて考えます。
目次
1.企業の節電・省エネに取り組むとこんなメリットが!
2.節電・省エネの取り組み方
3.専門家に助けてもらおう
4.最後に
企業の節電・省エネに取り組むとこんなメリットが!
以前の節電や省エネというと「電気をこまめに消しましょう」「冷房を一度上げましょう」といった日々の生活習慣のイメージが強く、どれだけ節電出来たかが分かりづらい所がありました。もちろん電気代などの固定費を下げることは重要です。
近年ではエコに関連する商品も多く販売され、節電・省エネ商品に切り替えたとたん利益が上がった企業もあります。
例えば東大阪市の株式会社DG TAKANOの節水ノズル「Bubble90」という商品。節水率が80~90%かつ洗浄力を落とさないこの商品、このノズルを採用したとあるスーパーが全店舗にこのノズルに切り替え、年間で約1億円の利益が出たそうです!
今やエコは環境のためだけではなく、経営戦略の一環として取り組む企業も増えています。
節電・省エネの取り組み方
そんなに効果が出るならうちも取り組もう!と思ったそこのあなた!
じゃあ何から始めればいいの?と思いますよね。大丈夫。国からの支援がちゃんとあります。それがこちら↓
このエコアクション21は環境省が定めた環境経営システムに関する第三者認証・登録制度です。
このエコアクション21のメリットはざっくりいうとこんな感じです。↓
①専門家から節電・省エネによるアドバイスがもらえ、結果経費削減が望める
②建設業は入札やものづくり補助金などで加点される
③取引先に環境対応している企業だとPRできる
専門家に助けてもらおう
このエコアクション21はISO14000の中小企業版というイメージです。ISOを取得するには時間もお金もかかります。このエコアクション21では事務局の方々が認証取得まで手取り足取りしっかり教えてもらえ、しかも無料!これは利用するしかない!!
地域ごとにエコアクション21の説明会や個別相談などがありますので、各地域の事務局にお問い合わせくださいね。
私の場合、東大阪市内で開催された説明会には参加出来なかったので個別相談をして頂き、その後認証取得のための自治体イニシアティブ・プロジェクトで節電・省エネの勉強をしています。月1回(全4回)で認証取得のための書類作成を通じて、電気代や水道代などの経費削減を学んでいます。
ただし講習までは費用はかかりませんが、認証登録には費用がかかります。費用対効果も考えて取得を目指してくださいね。⇒認証・登録費用
最後に
冒頭でお話した、「節水ノズルで経費が1億円節約できた!」というのは極稀なケースです。実際に節電・省エネに取り組んでも大した成果は得られないことの方が多いかもしれません。
ただ行動を起こさないと何も分からないままです。「無駄」だと思っていたことが「有益」になれば、これは会社にとって大きな進歩に繋がります。エコ活動を通じて、盤石な会社を作っていきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。