エコアクション21中央事務局主催のセミナーに参加してきました。
エコアクション21とは?
こちらをご覧ください↓
https://toudai-k.com/web/blog/b20190829/
今まではエコアクション21とは何ぞや?といったセミナーだったそうですが、今回からは皆が興味あるような議題を盛り込むことにしたそうです。
そして今回のセミナーのタイトルは
「ビジネスによる社会・環境課題の解決」
ちょっと硬そうな題名ですが、実際は笑いも混じった和やか~な雰囲気でしたよ。
今回はこのセミナー内容をレポートします。
今後もこういったセミナーは開催されると思うので、気になるなという方はぜひエコアクション21事務局のホームページでセミナーを確認してくださいね。
目次
1.今回のプログラム
2.トークセッションが面白かった
3.SDGsのビジネス事例「木糸」
4.まとめ
今回のプログラム
今回のプログラムはこんな感じでした↓
第1部
開会・開会挨拶
「SDGs概要とビジネス展開について」
SDGsの成り立ちとおおさかATCグリーンエコプラザという施設の説明でした。
この施設は最近見学に行ったので、またその内ブログに書きます。
「SDGs時代のビジネスについて」
SDGsの取り組みは日本は世界で15位と、ちょっと低め。
大手企業に比べ、中小企業の取り組みがやや消極的なのが原因ではないか。
特に資金がネックになることが多く、公的機関の支援もあるのでぜひ相談に来てね!というお話でした。
第2部
トークセッション「地域x社会課題解決型ビジネス」
トークセッションが面白かった
第2部
トークセッション「地域x社会課題解決型ビジネス」
このトークセッションではSDGsビジネスでの成功事例を元に登壇者の方が意見を交換するという流れでした。
成功事例を話してくださったのは株式会社和紙の布 阿部 正登社長。
木から布を作るというアイデアをどのように形にしていったのかを話してくださいました。
「中小企業1社だけではビジネスを成功させるのは難しい、1人で悩まず色んな人から意見を貰うのも重要。
分からないことは専門家に頼る。
NO.1よりONLY1を目指す。」
などアドバイスを頂きました。
登壇者の一人であるエコアクション21事務局の佐藤さんのお話に思わず納得したのは、
「今まで優秀だと言われていたのは課題を解決できる人。
これから優秀だと言われるのは課題を発見できる人。」
今回事例を紹介してくださった阿部社長は正に「課題を発見できる人」だったわけですね。
SDGsのビジネス事例「木糸」
この日阿部社長は参加者全員に「木糸」で出来たハンカチをプレゼントして下さいました。
「木糸」は「もくいと」と読みます。
この「木糸」は文字の通り、木から布を作ってしまったすごい製品です!
木糸のパンフレット |
木から布への説明の絵が可愛い |
既存の綿、ウール、シルクなどの原料はほとんど輸入に頼っている中で、日本産の間伐材100%で作られ尚且つ生分解の織物はとってもエコな製品です。
スギとヒノキの間伐材から作られているので薄っすら茶色の布になりますが、薬品を入れて白くしたくない!とあえてそのままの色にしているそうです。
また木⇒紙⇒布の過程を経ているので、綿などのように毛羽立ちがなく、敏感肌の人にも優しい布です。
私も肌が弱い方なので、こういう商品は助かりますね。
赤ちゃんのいる友人への贈り物にはピッタリです!
株式会社和紙の布のホームページはこちら
まとめ
今回のセミナーでは参加者から登壇者への質疑応答がなかったので、次回からはそういった時間も頂けるとより一層盛り上がるのかなと思います。
とはいえSDGsを実践できている方からお話聞ける貴重なセミナーでした。
また次回以降も参加して、勉強したいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。