2月19日放送の「ホンマでっか!TV」を見ていると、マニアックな雑誌として「月刊プラスチックス」が取り上げられてビックリ!
なぜなら私は毎月購読しているからです。
出演者の方々も「どんな人が読んでいるのか?」と話題になりましたが、ほぼ私のようなプラスチック業者でしょうね(笑)
番組では雑誌の中身までは取り上げられませんでしたので、今回は中身をちょこっと紹介します。
基本的にはプラスチックに関する専門誌ですが、最近では「脱プラスチック」の影響もあり、環境配慮型プラスチックの話題も増えてきています。
プラスチック業者以外にも環境について勉強したい方はプラスチックと環境の特集号を読むと、より理解が深まるかもしれませんよ。
目次
1.月刊プラスチックスとは?
2.どんな特集が組まれているのか?
3.プラスチック業者以外にも読める連載記事
4.まとめ
月刊プラスチックスとは?
月刊プラスチックスとは、日本工業出版が発行しているプラスチックに関する最新情報が盛り込まれた雑誌です。
番組に出演されていた編集長も「毎回80ページ以上の紙面を埋めるのが大変で・・・」とお話しされていましたが、雑誌の広告から学会の予定まで全てプラスチック尽くしの素晴らしい雑誌ですよ!
各企業が研究・開発したプラスチックの材質や成型方法など専門的な内容から、大手企業がバイオマスプラスチックマークを取得したなどのニュースまで扱っています。
私の情報収集源の一つでもあります。
どんな特集が組まれているのか?
プラスチックを扱っている業者が読者なので、特集もかなりマニアックな内容です。
最新の成型技術やプラスチックの未来など、プラスチックに関りがない人には分かりづらい所も多々あります。
しかし2020年11月号の特集:プラスチックと環境対策は、具体的な企業のリサイクル方法や新しい素材から作られたバイオマスプラスチックの紹介など、地球環境とプラスチックの共存をテーマにして、一般の人でも入っていきやすい内容でした。
例えば、食品容器トレーを扱うエフピコさんの循環型リサイクル方法を紹介していました。
ホームページにも循環型リサイクル方法についてのページがありますが、他の企業がリサイクルに取り組みやすいように、より具体的にリサイクルの現状と効果を載せています。
プラスチック業者以外にも読める連載記事
私がプラスチックスで毎号必ず目を通しているのが、「世界のバイオマスプラスチックは今」という連載記事です。
タイトル通り、日本を含めた世界中の企業の最新バイオマスプラスチックの情報が載っています。
どの企業がどんな取り組みをしたかは流石に覚えていませんが、市場の大きな流れは分かります。
今は自然界の物質から作ったバイオマスプラスチックの研究開発や商品化に取り組む企業は多いのですが、生分解性プラスチックの報告は少なめ。
「生産」することよりも「分解」・「循環」することがいかに難しいかが分かります。
土壌での生分解性プラスチック製ボトル
まとめ
月刊プラスチックスをちょこっと覗き見はいかがでしたでしょうか?
プラスチックの専門誌なので、一般の方は毎号購入する必要はないかもしれません。
ただ「何か新しいことを始めたい」「新しいアイデアが欲しい」そんな時は、全く知らない分野の世界に触れると、何かひらめきが生まれるかもしれませんよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。