先週の2月28(金)にトイレットペーパーやティッシュペーパーなどの紙が欠品するということが夕方のニュースで報道されました。
これはマスクの供給と同じで、トイレットペーパーなどの紙も、またしばらく入荷しないのでは?と不安に思った人が購入し、欠品したのだと思います。
同じく2月28日(金)に日本製紙連合会がトイレットペーパーの在庫・供給について、ホームページで発表しています。
出典:日本製紙連合会
弊社は製紙会社ではありませんが、同じ製造業の立場からすると材料もあり、工場も正常に稼働している状況で、ずっと商品が欠品している状況はありえないです。
入荷が遅いと思うのは、運搬するトラックの1回の運搬量に限界があるから。
日本の製造業はそんなにやわじゃありません。
慌てず、騒がず信じて待っていてほしいと思います。
ただコロナウィルスの影響で感染するかしないかを心配するのは分かります。
今回のように、ある特定の商品の欠品で右往左往するのは余計な混乱を招くだけです。
冷静に対処出来るように、個人で出来ることを考えてみました。
目次
1.まずは現状確認
2.代替品がないかを考える
3.「もし~」を考えておく
まずは現状確認
ある商品が欠品しそうですぐに買い物に行きたい気持ちは分かりますが、まずは家の中にあるものを確認しましょう。
例えばトイレットペーパーの場合、一日の使用量を把握していますか?
核家族化が進んだ日本で、1ロール使うのにどれだけの日数が掛かるでしょうか?
そんなことを考えると、何個も買い置きする必要はありませんね。
本当に必要なのは、1ロール未満しか在庫がない人ぐらいです。
トイレットペーパーを探しにスーパーを何軒も周ったり、長蛇の列に並ぶ方が感染のリスクが上がります。
冒頭でもお話しましたが、日本の製造業は優秀で、ちゃんと作ってくれています。
必要になった時に買い物に行くで大丈夫ですよ。
代替品がないかを考える
トイレットペーパーの供給は問題ないとはいえ、マスクは現状でも供給されていません。
供給量を増やすように色々な対策が採られていますが、本当に供給されるのかという不安があります。
マスクに関しては供給されるのを待つよりも、代替品を考える方が先決かなと思います。
そもそもマスクを使う目的は「咳やくしゃみによる飛沫及びそれらに含まれるウイルスなど病原体の飛散を防ぐ」ことです。
経済産業省のホームページでもマスクの代用品が告知されています。
出典:経済産業省
口を塞げば良いのですから、ハンカチやタオルだけではなく、バスタオルや古着、マフラー、ネックウォーマーでも問題ないでしょう。
耳に掛けなくても首の後ろでくくれば、口を塞ぐことは出来ます。
未だにマスクをせずに外出する人がいますが、マスクじゃなくても代替品を使って感染予防をしてほしいと思います。
「もし~」を考えておく
コロナウィルスの感染症対策に、石鹸やハンドソープを使った手洗いが推奨されています。
それでもウィルスは目に見えないものですから、感染してしまう可能性もあります。
「もし感染したら・・・」を考えて、受診できる医療体制を知っておきましょう。
各都道府県の市役所のホームページに、新型コロナ受診相談センターの電話番号が載っています。
体調に不安がある人は、相談窓口にまず電話して、指示を仰いで下さい。
感染状況によっては閉鎖している病院もありますので、まずは電話して受診出来るか確認して下さい。
出典:東大阪市役所
東大阪市役所 2020年2月28日 新型コロナウイルスに関連した肺炎について
情報は常に更新されます。
不安な人は小まめにホームページをチェックして下さい。
まとめ
先の見えない不安が混乱を招いています
商品の入荷はどんな商品であっても、製造業がちゃんとやりますから、あまり心配しないで下さい。
その代わりウィルス対策は個人でしっかりやって下さい。
マスクをしない、手洗いをしないで生活するのは、周りの人に迷惑を掛けるだけです。
最低限の対策はしっかりやっていきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。