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透明円筒ケースのオーダーメイド製造なら東大化成 大阪 東大阪 > ブログ > 海洋プラスチック問題を考える④

海洋プラスチック問題を考える④

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海洋プラスチック問題を考える、最終回です。
最終回のテーマは、

マイクロプラスチックを発生させない対策

です。

前回までのブログで、マイクロプラスチックがなぜここまで問題になるのかを書いてきました。
4回目の今回は、プラスチックを陸から海へ移動させない、マイクロプラスチック化させない対策についてまとめました。

 

目次
1.「脱プラスチック」対策の目標
2.プラスチックの量を減らす
3.プラスチックの廃棄・リサイクル方法
4.まとめ

「脱プラスチック」対策の目標

環境省はプラスチックごみ削減のため、数値目標を設定しています。
「使い捨てプラスチックの削減を進め、排出量を2030年までに25%減らす」

 

特にマイクロプラスチックになると回収が困難になるため、プラスチックごみの海への流出を防ぐ対策が必要となります。
プラスチックごみ問題を解決するためには、どんな対策が必要でしょうか?
大まかに言うと、この2点が重要になります。

 

①プラスチックの量を減らす
②プラスチックの廃棄・リサイクル方法

プラスチックの量を減らす

マイクロプラスチック化を防ぐには、先ずは石油由来のプラスチックの総量を減らすこと。
日本を含め世界中で以下のような対策が主に採られています。

 

・使い捨てプラスチック(レジ袋・ストロー・マドラーなど)の有料化・使用禁止など

・プラスチックから紙・ガラス・金属などの他、バイオマスプラスチックや生分解性プラスチックなどの代替品への切り替え

 

 

バイオマスプラスチックはサトウキビやトウモロコシなど再生可能な物質と石油を混ぜて作られているだけで、自然に分解されず残ります。

 

また生分解性プラスチックにも注意が必要です。
マイクロプラスチック対策に適しているのは、水で分解する海洋性生分解性プラスチックだけです。
しかしこのプラスチックも、微生物によって水と二酸化炭素に分解されるまで半年以上掛かる場合も。

土壌での生分解性プラスチック製ボトル

出典:日本バイオプラスチック協会

100%石油由来のプラスチックは減りますが、新素材でもゴミの処理が必要ということですね。

プラスチックの廃棄・リサイクル方法

2017年12月に中国が廃プラスチック輸入を禁止したため、日本国内では廃プラスチックが溢れています。
「プラスチックごみをどう減らすか、又はプラスチックごみをどう活かすか」が今の課題です。
そんな中、積極的に廃プラスチック対策に取り組んでいる企業があります。

 

①全部同じ素材で商品を作る
adidasのFUTURECRAFT.LOOPというランニングシューズ。
このシューズは、靴底から靴ひもまで全て100%リサイクル可能な熱可塑性ポリウレタン(TPU)という素材で作られています。

解体されたフューチャークラフトの写真adidasのFUTURECRAFT.LOOP

 

出典:adidas

②古いプラスチックを新しいプラスチックに混ぜる
P&Gジャパンは海洋プラスチックをリサイクルした「JOY Ocean Plastic」を2019年11月に発売。
この製品のボトルは、原料に海洋プラスチックを25%、一般的な再生プラスチックを25%含み、古いプラスチックの再利用を可能にしています。

joy-ocean-plastic2左:JOY Ocean Plastic、右:通常のJOY

出典:IDEAS FOR GOOD

今後も続々と①や②のようなリサイクル商品が出てくると思います。

まとめ

4回に分けて、海洋プラスチック問題について書いてきました。
色々と調べて思うのは、これからのプラスチック製造会社は廃棄まで含めた製品設計が必要だという事。
分かっていても、これを中小企業が出来るかというとかなり難しい所です。

 

 

「資金がなければ、知恵を絞る」、これは中小企業の強みでもあります。
先ずは知る事、そして自分達に何が出来るかを考える。
単純だけれど、意外とみんなやらないことです。
弊社でも「地球のために、何が出来るか」、これから対策を考えて、実行していきます!

 

その他の記事はこちら↓

海洋プラスチック問題を考える①

海洋プラスチック問題を考える②

海洋プラスチック問題を考える③

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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