おうち時間が長く続く、今日この頃。
学校に長く行かないと子供の勉強が遅れるのでは?と不安なお母さんがたくさんいらっしゃいます。
勉強には、知識を入れる「インプット」とその知識を使ってみる「アウトプット」がとても大事です。
「インプット」と「アウトプット」が同時に出来るのが今回のおススメのこの本!
「プラスチックモンスターをやっつけよう!きみが地球のためにできること」
作者:高田秀重/監修 クリハラタカシ/絵 クレヨンハウス編集部/編
出版社:クレヨンハウス
クレヨンハウスさんは、子供達のための絵本をたくさん出版しています。
私も「ウォーリーを探せ」シリーズは大好きです!
そんなクレヨンハウスさんが、楽しく学べる絵本を発売。
ぜひこの絵本で楽しみながら、勉強してほしいと思います。
目次
1.ざっくり中身紹介
2.ココが読みどころ
3.自分達で考えてみよう!
ざっくり中身紹介
カラフルな絵で描かれ一見絵本のようですが、中身はしっかりと海洋プラスチック問題について書かれています。
表紙のキャラクターは全部プラスチックモンスターです。
プラスチックゴミをうまい具合にモンスターに例えて、特徴を教えてくれます。
「地球環境についてどう考える?」と言われても、大人でも答えを出すのは難しい問題です。
しかし「プラスチックモンスターをどうする?」と聞かれたら、自分達が正義のヒーローになった気分で考えやすいですね。
私も今年の3月に海洋プラスチック問題についてブログに書きましたが、早くこの本で出会いたかった!と思うぐらい分かりやすい本でした。
中身はクレヨンハウス、Amazonでちょこっと見ることが出来ます。
ココが読みどころ
私がこの本をオススメしたいのは、自分達で考えて実践する「チャレンジ」という項目があるところです。
チャレンジは①~⑥まであり、課題は徐々に難しくなります。
最初は与えられた課題ですが、最終的には自分達で考えなければ答えが見つからない課題となっていきます。
チャレンジの内容によっては、家の中で出来る課題も。
親子で一緒に「ああでもない、こうでもない」と言いながら取り組んでみてはいかがでしょうか?
自分達で考えてみよう!
本書のチャレンジをクリアするだけでも、大人顔負けの立派な自由研究になります。
チャレンジをクリアしたら、プラスチック問題に限らず、今度は自分達で課題を探して欲しいと思います。
学校で習う授業で、知識を蓄えるのはもちろん大事なことです。
でも自分の頭で考えて、答えを出すのも大事です。
「自分で考えて、実践する」ことは、大人でも難しいことです。
「考える」ことに、漢字ドリルや公式は必要ありません。
家にいる時間が長い今こそ、親子でじっくりと「考える力」を養ってはいかがでしょうか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
東大化成の島田が記事を担当しました。