コロナウィルスの影響で、ネットで買い物をする人が増加中。
リピート間違いなしの商品でも、まずは1回購入してもらわないと!
商品を見るときに重要なのが、パッケージです。
「どんなパッケージにすればいいの?」
とお困りの方におススメしたいのが本書です↓
「赤字商品が大ヒット商品に化ける!!売上がグングン伸びるパッケージ戦略」
作者:松浦 陽司
出版社:合同フォレスト株式会社
「一度も食べたことがないのに、購入してしまった」
「何となく目について、手に取ってしまった」
こんな経験ありませんか?
それは、知らず知らずのうちにパッケージの戦略にハマっている証拠です。
本書を読めば、その秘密が明らかになるかもしれませんよ。
目次
1.ざっくり中身紹介
2.ココが読みどころ
3.自社商品のパッケージを見直したいと思ったら
ざっくり中身紹介
本書はパッケージマーケッター®である松浦さんが厳選した、
750以上の事例の中から「売上がアップしたパッケージ」の秘密が書かれています。
「パッケージを変えただけで、本当に売上が上がるの?」
と疑いを持った人!
残念ながらパッケージを変えただけでは、売上は上がりません。
作り手の想いが伝えたい人に伝わってこそ、売上が上がるのだと思います。
例えば、本書の帯にも載っている「焼き肉のたれ」。
左側の青いラベルがパッケージ変更前で、右側が変更後です。
何となく右側の商品の方が、気になりませんか?
パッケージを変えて売上が800%UPしたそうです。
単純に雰囲気が変わったのではなく、
「作り手の想いを込めて、差別化した」ことが重要なのです。
ココが読みどころ
本書の面白い所は、色々な角度から「売上が上がる方法」を考えているところです。
例えば、
・売り場を変える
・逆境を逆手に取る
・ネーミングを変える
など一見すると、とてもシンプルな方法です。
実際のパッケージ変更ではプロ目線のマーケティングが必要ですが、
「どんな商品を作りたいのか」
「どんな人に手に取ってもらいたいのか」
など、商品開発の訓練にもなるのではないかと思います。
自社商品のパッケージを見直したいと思ったら
本書の事例はあくまでも、松浦さんが手がけたパッケージの一部です。
「うちの製品は○○だけど、相談出来るかな?」
「他にも事例が見たい」
など気になった人もいるはず。
そんな時は、松浦さんのブログやSNS、YouTubeをご覧ください。
毎日更新されているので、パッケージや経営の勉強になりますよ。
パッケージ松浦のブログはこちら
本書を読んで売上で悩むよりも、
「お客さんにはどうしたら喜んでもらえるか」
を考えられるようになりたいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
東大化成株式会社の島田が記事を担当しました。