先日パッケージ松浦さんにお誘い頂き、ZOOM勉強会にお邪魔しました。
内容に関しては松浦さんのブログが分かりやすかったので、こちらをどうぞ↓
SDGsやクラウドファンディングについて勉強したのですが、う~ん奥が深い。
SDGsは環境問題だけではないのですが、扇野さんのお話を元に「環境に良いパッケージ作り」を考えてみました。
「環境に良いって何だろう?」と自問自答しつつ、結局はパッケージ関係なく「出来ることをやろう!」という結論に至るのですが・・・。
目次
1.捨てられないパッケージ作り
2.プラスチック代替品に取り組む?
3.まとめ
捨てられないパッケージ作り
扇野さん曰く、「捨てられないパッケージを作ってほしい」とのこと。
捨てられないパッケージって、どんな物でしょうね?
私が思い付くのは2つ。
デザイン性が高いパッケージ
これは何となく分かります。
桐の箱や可愛い缶とかは、パッケージそのものに価値があり、取って置きたくなりますから。
ただプラスチックは「大量生産=安い」というイメージがあると思うので、デザイン性の高い印刷をしたとしても大事に取っておいてもらえるかどうか・・・。
この分野は今後の課題ですね~。
繰り返し使えるパッケージ
プラスチックをリサイクルすると、再生プラスチックとして利用出来ますが、元の材質と比べるとどうしても劣化してしまいます。
繰り返し使うために丈夫なパッケージを作るには、コストが掛かり過ぎてしまう!
なので私の提案としては、「捨てる前に再利用して、ゴミを減らそう!」です。
例えば弊社で製造している透明円筒ケースは、パッケージとして使用後は収納ケースとして役に立つと思うのです。
そして今年は叶わなかったのですが、パッケージ工作のワークショップを開きたい!という密かな野望があります。
そんなこんなで、ゴミを減らす活動を継続していこうと思っています。
プラスチック代替品に取り組む?
「バイオマスプラスチックや生分解性プラスチックを使ったパッケージ作り」は、客観的にも分かりやすい環境に良いパッケージ作りですね。
しかし一口に「バイオマスプラスチックや生分解性プラスチック」と言っても、色々な種類の材料があるものです。
今は「環境に良い」と言われていても、数年後「やっぱり環境に悪かった」と言われるのが一番困ります。
もし取り扱うとすれば、「どんな材料を使うかは」かなり慎重に進めないといけませんね。
また材料の選定はもちろんですが、製品を作った後に残る端材をどう処理するかも問題です。
現状のPETやPVCはそれぞれ同一素材のものを業者さんが引き取ってくれて、同じ素材同士リサイクルへと回されます。
いくら環境に良い材料が開発されても、端材の処理業者がいないとどうにもならん!ということですね。
スクラップの束
まとめ
今回は私が思う「環境に良いパッケージ」について考えてみました。
今回だけでは結論は出なかったのですが、とりあえずやれることはやっていこう!と再確認出来ました。
環境に関しても、情報は日々更新されていくので、そういった情報収集も大事ですね!
一朝一夕で出来ることではないので、ちょっとずつ進めていこうと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
東大化成株式会社の島田が記事を担当しました。