試作事例やプチ実験をやる度に色々な課題が見えてきます。
実際にやってみないとわからん!ということですね。
そして今回のプチ実験のテーマはこちら↓
「紙入り円筒ケースの裏側は?」です。
試作事例やプチ実験で写真を撮る時は、基本的には正面しか撮ってません。
なぜなら、ネット通販など写真を重視する商品であれば、正面の写真が重要だからです。
しかし実際に店頭に並んでいる商品は、手に取って裏側まで見られるのでは?と不安が。
今までプチ実験していた紙入り円筒ケースの裏側が納得いかなかったので、キレイに入れるにはどうしたら良いかを検証しました!
目次
1.紙入り円筒ケースの気になる所
2.紙のキレイな入れ方を検証!
3.結論は?
紙入り円筒ケースの気になる所
実は紙入りの円筒ケースの裏側はこんな感じになっていました↓
円筒ケースに入れる紙は光沢紙をオススメしていました。
しかし光沢紙は厚みがあるので、中身が入っていない状態だと、紙の端と端が浮いた感じになっています。
光沢紙はオススメしたいけれども、パッケージの裏側に納得がいかない!
そんな訳で、円筒ケースに入れた紙の端が浮かないようにするにはどうしたら良いかを検証しました。
紙のキレイな入れ方を検証!
紙の端と端が浮いた感じをなくすには、中身を入れるか、テープで貼るか(内側と外側)の3パターンを考えました。
見た目・作業性・コストで比較します。
①中身をギッシリ入れる
円筒ケースに紙を入れてから、飴を入れた感じはこちら↓
紙の裏側は、紙のちょっと浮いた感じは残るものの気にならない位です。
紙を発注するコストは掛かるものの、作業はとても簡単でした。
②紙の内側にテープを張る
紙の内側にテープを貼った円筒ケースはこちら↓
見た目は①の中身を入れた時と、似たような感じです。
中身は半分くらい入ってます。
円筒状態を保ったままテープを貼り、その紙を円筒ケースに入れ直すのがとても難しかったです。
コストも紙+テープ代が掛かります。
③紙の外側にテープを張る
紙の外側にテープを貼った円筒ケースはこちら↓
こちらも中身は半分くらい入ってます。
紙の外側にテープを貼ると色が変わるので、貼ったテープが見えます。
とはいえ気にしなければ、気にならない位ですが。
また円筒状にテープを貼るのも大変でした。
コストもテープ代が掛かりますが、内径を少し小さくすれば、紙を円筒ケースに入れ直すのは簡単で良かったです。
結論は?
あくまで私の評価ですが、検証した結果をまとめるとこんな感じです↓
見た目 | 作業性 | コスト | |
中身入れる | 〇 | 〇 | 〇 |
テープ貼る(内側) | 〇 | X | △ |
テープ貼る(外側) | △ | X | △ |
円筒ケースに紙を入れる時は、中身をギッシリ入れた方が見た目も作業性も良いことが分かりました。
透明パッケージ活用の参考になればと思います(^^♪
今回の結果は、あくまでの弊社のパッケージの場合となります。
予めご了承ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
東大化成株式会社の島田が記事を担当しました。