毎月勉強したい内容の本を選書して、学んだことのアウトプットとしてブログに書いています。
しかし今回は先日読んだ本が面白かったので、その本をレビューします!
今回読んだ本は、ビジネスの成功体験を書いた本ではなく、社長の「引き際」に焦点があてられています。
名だたる経営者は多いけど、「引き際」もキレイな人は少ないのだとか。
社長に限らず、社員が読んでも面白い一冊でした!
会社の机にこの本が置いてあると、社長はドキッとしそうですね(笑)
目次
1.今月読んだ本
2.引き際を美しく飾るには?
3.著者紹介
今月読んだ本
では今月読んだ本はこちら↓
引き際に 利己で会社を潰すアホ社長 利他で会社を継ぐデキる社長
著者 :鈴木 世一
出版社:Clover出版
個人的には、タイトルがまず面白かった!
アホ社長って(笑)
しかし本書を読めば、その意味も分かります。
本書は一言でいえば、「良い形で繋ぐ、会社の事業継承の仕方」といった所でしょうか。
有名・無名問わず様々な会社の事業継承にまつわる話が書かれています。
具体例が多く分かりやすい、とても読みやすい本でした。
一流社長と三流社長の思考や行動が比較されています。
一流社長を目指す方の良い参考書になるのでは?と思いました。
引き際を美しく飾るには?
本書では、潔く引く決断が出来ない理由の一つに、「権力欲・自己肯定欲」を上げています。
いわゆる「自己中心的な社長は、中々社長を譲らない」ということ。
一見中小企業に多そうですが、大手企業にもありうることだとか。
どんなに会社の業績を上げても、引継ぎの段階で周りに迷惑を掛ける社長はアホ社長=三流社長と呼ばれてしまいます。
一生懸命頑張ってきた人が引き際の選択を間違えることで、周りから厄介払いされるのは、何とも切ない・・・。
引き際の明暗の具体例として、ダイエーの中内㓛氏とホンダの本田宗一郎氏の引き際が書かれています。
両者を分けたのは、「利己」と「利他」の心。
本書を読むと、自分自身への戒めにもなりますね。
社長以外の方にも、オススメです!
著者紹介
この本の著者は、何とバウリンガル:犬語(犬の鳴き声)の翻訳機を開発された方だとか!(歳がばれる・・・(-_-;))
またYouTubeで「鈴木よいちの、空振りしない起業学。」を配信されています↓
5分位の短い配信なので、チョコっと勉強するのに最適!
私もYouTubeで、勉強させてもらってます。
気になる方は、ぜひ♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
東大化成株式会社の島田が記事を担当しました。