おはようございます、東大化成の島田です。
先日お客様から弊社にPETとPVCの違いについてお問い合わせがありました。
私達は毎日扱っている材料なので、PETとPVCの違いについて特に疑問を持っていませんでした。
確かにお客様からすると「どっちがいいの?」と疑問に思っていた方がいらっしゃると思います。
弊社のように真空成型を使ってパッケージを製造する場合は、主にPVC(塩化ビニル)とPETを材料として使っています。
もちろんそれぞれのプラスチック素材には良い所と悪い所があります。
違いを知ったうえでパッケージを選んで頂ければ、より安心安全な商品が提供できると思います。
それではPETとPVC(塩化ビニル)を比較していきます!
PETとPVC(塩化ビニル)の違い
・透明度 PET=PVC(どちらも透明度は高い) 左:PET 右:PVC
・硬度 PET>PVC (ただしPETの方が傷がつきやすく、割れやすい)
・湿気 PET>PVC (PETの方が湿気を通しやすいので、湿気が大敵な食べ物は向かない)
・納期 円筒ケース PET>PVC (特殊な加工が必要なため、製造に時間が掛かる)
・加工できるサイズ 円筒ケース PET<PVC (PETは加工できる金型の保有数によりけり)
※あくまで弊社の注文頂いた場合に限ります
まとめ
今回は一般的な評価でPETとPVCを比較しました。
パッケージによってはPVCのみしか加工出来ないものもありますのでまた次回以降にお話ししたいと思います。
お客様のクリアケースを選ぶ際の参考になれば幸いです。
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最後までお読み頂き、ありがとうございました。