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透明円筒ケースのオーダーメイド製造なら東大化成 大阪 東大阪 > ブログ > 廃プラについて考える、その②

廃プラについて考える、その②

廃プラのリサイクルとは?

前回に引き続き廃プラについて考える、その②です。
前回はこちら↓

廃プラについて考える、その①

今回は廃プラのリサイクル方法についてです。
日本は世界的にもリサイクルが進んでいると言われています。
ですが中国に廃プラを輸出していたこともあり、リサイクルとは矛盾しているように感じます。
日本でのリサイクル技術について調べました。

 

目次
1.廃プラのリサイクルの種類
2.廃プラのリサイクルがなぜ進まないのか?
3.新しいリサイクルの形「アップリサイクル」

廃プラのリサイクルの種類

日本のリサイクル技術は3種類あります。

①マテリアルリサイクル
廃プラを細かく粉砕して溶かし、もう一度プラスチック原料や製品に再生する。「材料再生」「再資源化」とも言われる。
例えば土木建築資材、農業資材、日用品、文房具などにリサイクルされる。

 

②ケミカルリサイクル
廃プラをマテリアルリサイクルよりも細かい化学物資に分解するなどして、化学原料に再生する。
例えば原料化、高炉還元剤、油化、ガスなどにリサイクルされる。

 

③サーマルリサイクル
廃プラを焼却して熱エネルギーを発電や蒸気を利用したり、ガスや油田、固形燃料にする。
例えば固形燃料、セメント原燃料、熱利用発電、ごみ発電などにリサイクルされる。

廃プラのリサイクル
廃プラのリサイクル

日本のリサイクル率が高い理由はリサイクルの半分以上を③サーマルリサイクルに頼っているからです。
欧米ではサーマルリサイクルはリサイクルではないという意見もあります。
昨今の地球温暖化を考えると、サーマルリサイクルへの脱却が日本の今後のリサイクルの鍵になると思います。

廃プラのリサイクルがなぜ進まないのか?

なぜ日本はサーマルリサイクルに頼らざるを得ないのか?
それは廃プラのリサイクルには技術的な課題があるからです。

①リサイクルに使うエネルギーが新品の製品を作るよりもエネルギーが大きい
⇒リサイクルに使うエネルギーの方が大きければ、環境負荷対策になりません。
むしろ新品の製品を作る方が二酸化炭素の排出量も含めて省エネルギーになるとなれば、リサイクルを積極的に行う企業は少なくなります。

 

②再生品は新品に比べて劣化している
⇒同じPETでも製造する会社によって配合が変わると、それらを混ぜて新しく製品を作っても、異なる溶解温度により穴が開いたり、溶けきれないプラが残ってしまいます。
新品同様の品質を保つことは非常に難しいのです。

リサイクルのマークのイラスト

新しいリサイクルの形「アップリサイクル」

上記3つのリサイクルの他に、新たなリサイクルとして「アップサイクル」が注目されています。

 

アップサイクル(Upcycle)とは、リサイクルやリユースとは異なり、もともとの形状や特徴などを活かしつつ、古くなったもの不要だと思うものを捨てずに新しいアイディアを加えることで別のモノに生まれ変わらせる、所謂”ゴミを宝物に換える”サスティナブルな考え方です。
抜粋:一般社団法人日本アップサイクル協会

 

アップサイクルとして、2015年にアディダスが海洋プラスチックとフィラメントの糸から作られたランニングシューズを発表しています。

アルファバウンス+ ラン Parley [Alphabounce+ Run Parley Shoes]PARLEY OCEAN PLASTICを採用した「Alphabounce+ Parley」

出典:アディダス

木材や紙、布と比べて、プラスチックのアップサイクルはまだまだ少ないのですが、少ないということはビジネスチャンスでもあるということ。
プラスチックのイメージを変え、さらなるプラスチックの可能性を広げていきたいと思います。

続きの記事はこちら↓

廃プラについて考える、その③

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

ロゴ+ロゴタイプ横(東大化成)

 

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