月1回のわんこの回です。
ARKさんの保護活動のことや慢性腎不全に掛かった愛犬の介護&看護で体験したことなどを書いています。
ARKさんの里親会がお休み中なので、今回は私の体験記から犬の慢性関節炎について。
愛犬は慢性腎不全と同時に後ろ足の慢性関節炎も患っていました。
慢性関節炎は、骨と骨の間の軟骨が擦り減り、歩くと痛みが出る病気です。
慢性関節炎の治療は、痛み止めの投薬でした。
比較的素直に薬は飲んでくれる愛犬でしたが、この薬はよっぽど不味いかったのか、薬を飲ませるのに四苦八苦しました。
薬が不味すぎてご飯も食べない時も。
ご飯を食べないと腎臓にも悪いので、薬での治療を断念し、物理的に後ろ足をサポートする方向に切り替えました。
そして私が実際に試してみたサポートは3つ。
大体は介護の本に書かれているのですが、自分なりに長所・短所をまとめてみました。
①バスタオルを使ったウォーキングベルト
愛犬の介護&看護のため、こんな本を購入していました↓
この本の中に後ろ足のサポートとして、バスタオルを使ったウォーキングベルトの作り方が書いてあり、手作りしました。
作り方はとても簡単で、バスタオルに穴を2つ開け、犬の後ろ足に通して持ち上げるだけ。
とても簡単に作れます。
出典:JOSEISHI.NET
ただこのウォーキングベルトで散歩に行ってみましたが、身体が左右に振れ、真っ直ぐ歩けませんでした。
私はこの方法での散歩は断念しました。
【長所】
家にあるもので安く手軽に作れ、大きさや高さを自由に変えられる。
また、汚れてもすぐに替えられる。
【短所】
タオルだけだと安定感が悪いので、補強が必要。
②歩行補助ハーネス
タオルでのウォーキングベルトでは散歩できなかったので、市販のハーネスを購入。
私が購入したのは、「ペティオ (Petio) ずっとね 歩行補助ハーネス 後足用」です。
出典:Petio
私個人の感想ですが、結果的にこの補助ハーネスが一番良かったです。
立ち上がるのも難しかった愛犬が、このハーネスを着けると、1時間以上散歩出来ました。
おそらく負荷の軽減とベルトで腰を固定したのが、良かったのだと思います。
後ろ足用ハーネスだけだと制御しずらいので、普通のハーネスも装着して散歩に行っていました。
このハーネスはネット又は近所のホームセンターで購入できます。
【長所】
1500~3000円位の手頃な値段で購入出来る。
犬種ごとのサイズがある。
マジックテープで止めるので、安定感があった。
【短所】
ネットで購入するとサイズが合っているかどうか不安。
ホームセンターによっては、サンプルで試着ができる。
③犬用の車いす
後ろ足の筋肉が衰えて、全く歩けなくなった時に、購入しました。
犬用の車いすはインターネットでたくさん検索出来ますが、実物が見れないので購入するかどうか迷いました。
この頃には、またご飯を食べなくなった時期だったので、何とか好きな散歩だけはさせて上げたいと購入を決意。
私が購入したのは、わんワークさんの車いすです。
出典:わんワーク
わんワークさんは、車いすのサイズに悩んでいたら電話を下さったり、車いすの装着が分からずメールをすると丁寧に教えてくださったりと随分お世話になりました。
車いすに乗れたのは短い期間でしたが、親切にして下さった御恩は一生忘れないと思います。
【長所】
車いすに慣れれば、自分から走りだせるようになる。
【短所】
値段がピンキリで、実物を見れない場合が多い。
今回は私が実際に使用した歩行用サポートについて書きました
どんな製品も、犬との相性によって一長一短があります。
愛犬にとっても最も良い選択が出来るように、私の経験が参考になればと思います。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。